卒業研究

4年生の卒業研究には理論研究と実験研究があり、 どちらか一つを受けることになります。 いずれも少人数に分かれて 研究グループ ごとに配属されます。 理論研究はおもにセミナー形式で行われます。 実験研究でも実験だけでなく、セミナーも行われます。 セミナーでは、 専門書や研究論文(どちらも英語の場合が多い)を学生が勉強してきて内容を発表、説明しあいます。 大事なことは、皆で討論することでより深い理解が得られるということです。 またこのようなセミナーで、 専門的な内容を他人に正しく伝える技術も磨かれます。

卒業研究とゼミはこんな感じです

この学科に所属している場合、4年生になると、卒業研究やゼミが始まります。 1年生から3年生まではごく普通に大学生活を送ると、卒業に必要な単位は、 卒業研究以外ほぼ取り終えてしまうので、 単位を取らなければならないプレッシャーから解放され、 学習時間の大部分をゼミや研究に使うことができます。 学習形態や生活ががらりと変わり、これこそ理系の大学生というような感じがします。

ゼミは、だいたい1週間に1回の割合で行われます。 毎回1人から2人の担当が割り当てられていて、 その担当者は、その回にやる内容の解説をしなければなりません。 先生となって他の学生に講義しなくてはならないのです。 そのため、数週間前からゼミでやる内容を予習し、 分からないところを無くしておくなどの準備をします。 しかし、実際ゼミの担当者になると分かるのですが、 予習しているとき理解してたつもりでも、 人に教えるときになるとうまく説明ができず 実は良く理解していなかったということを思い知らされることが何度かあります。 また、思いもよらない質問がでて、答えられず、 予習不足を感じるときもあります。 このようにして、解説、質問、 回答が繰り返される密なコミニケーションの中で、 いろいろ苦労しながらゼミは進行し、内容を理解していきます。

理論系は、ゼミが研究になっていて、 そのため理論系のゼミは実験系と比較して厳しいといわれています。 実験系は、文字どおり実験をするわけですが、 これはゼミのようにやる日が決まっているわけではなく、空いている時間は、 すべて実験をするための時間ということになります。 時には深夜に及ぶこともあり、体力が勝負という場合もあります。 ただし、実験といっても、実際は、機具を作る、洗浄をするなどの実験準備や、 実験で得た測定結果を整理する (パソコンを使うことが多い)などの地味な作業が主なものです。

ゼミと研究について大ざっぱに書きましたが、 測定結果を整理するとき半分はパソコンのゲーム (パズル系、シューティング系、シュミレーション系、その他多数) をしているなどということは決してありません。.......?

学部4回生 曽根 宏